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闇金の取り立てが家族に来た時の対処方法
闇金を利用している人の中には毎回問題なく返済していることで、闇金に恐怖を感じないという人もいるのではないでしょうか。違法な金利で儲けている闇金はきちんと返済をする利用者には非常に紳士的な態度で接してきます。ですが返済が滞った途端に本性を現します。返済ができなくなれば、皆さんがイメージする闇金そのもののイメージ通りの取り立てや嫌がらせなどを執拗に行うようになるのですが、闇金による取り立てや嫌がらせは本人だけに留まりません。
利用者の多くは家族の情報を押さえられている
闇金に借り入れの申し込みをする際は、本人の連絡先や住所などの情報を闇金に申告する必要があります。この他にも家族や会社の情報なども申告することがほとんどです。
もちろん闇金は正規の金融業者ではないので、消費者金融や銀行などが行うような審査は行っていないのですが、審査のためと称して聞き出します。また緊急連絡先として聞き出す闇金もいます。
闇金が家族や会社の情報を聞き出すのは、返済不能に陥った際に脅迫する材料にするためというのが一番の目的です。
闇金は簡単に家族にもバラしてしまう
通常、消費者金融や銀行などは守秘義務があるので借金をしていることを本人以外に話すことはありません。在籍確認や督促の電話なども業者名ではなく個人名でかけてきます。ですが闇金にはそんなことは関係ありません。闇金業者の名前を平気で名乗り、本人以外の家族にも闇金で借金をしていることを簡単にしゃべってしまいます。
また家族に直接連絡をしなくても、返済をしなければ家族に闇金を利用していることをバラすなどと言って脅しの材料にされることもあります。
本人以外にまず連絡がいくのが家族
闇金からの電話に本人が出ない、電話に出てもなかなか返済の目処が立たないと言った場合に、次に闇金が電話をかけるのが家族です。家族と暮らしている自宅に電話をかけたり、実家に電話をかけたりと連絡先は様々ですが、時には子どもが通う学校や家族が務めている会社、近隣住民なども電話攻撃に対象になることがあります。
利用者の家族が関わっているところをインターネットや電話帳などを使って徹底的に調べ上げて嫌がらせをしてくるのが闇金です。利用者の家族だけではなく、学校や職場、近所などに電話がいくことで日常生活を送るのが困難になってしまうケースも多いです。
直接家族の元に闇金が来る可能性は低い
近年増えている090金融などの闇金は店舗や事務所を持たず、携帯電話のみで営業をしていることから、取り立てのために闇金が直接家族の元に来る可能性は低いと考えられます。
ただし100％来ないという保証はないので、闇金からの取り立てが家族に及んだ場合までしっかりと考えて、闇金対策を行っておくようにしましょう。
家族への嫌がらせにどう対処するか？
闇金による家族への嫌がらせは基本的には無視するようにしましょう
もちろん、無視するようにと伝える前に闇金から電話があるかもしれないということを伝え、何を言われても真実ではないと説明しておくことが大切です。闇金からバラされてしまうよりも、本人がきちんと説明しておく方が家族も納得できます。
何十回、何百回にも及ぶ電話攻撃によって大切な家族が精神的に追い詰められてしまう可能性や嘘を吹き込まれて追い詰められてしまう可能性を考えなければなりません。無視してもらうことでこれらを防ぐことができます。
専門の弁護士や司法書士に相談して根本的な解決を！！
本人や家族が闇金からの電話攻撃をいくら無視しても根本的な問題の解決にはなりません。一般的に闇金の電話攻撃は一ヶ月程度でなくなると言われることも多いですが、この一ヶ月という数字に明確な根拠はありませんし、返済のプレッシャーをかけるために家族だけではなく会社や近所などさらに被害が広がる可能性もありますし、電話攻撃だけではなくネット上への家族の個人情報の流出や直接闇金が来る可能性も0ではありません。
闇金被害は必ず専門の弁護士や司法書士に相談しましょう。
専門の弁護士や司法書士とは、闇金に強い弁護士や司法書士のことで、これらの弁護士や闇金に対処するノウハウを持っており、迅速に動いてくれます。また個人では闇金被害に関してなかなか警察を動かすことはできませんが、弁護士や司法書士が介入することで警察も簡単に動かすことができ、スムーズに闇金被害を解決することができます。ほとんどの場合は即日で解決に至ることも多く、それまで悩んでいた闇金に関する問題もすぐに解決することができます。
家族にバレるのではと不安を感じて弁護士や司法書士に、なかなか相談することができないという場合も相談することで出来るだけ家族や周囲の人に闇金に関する問題を抱えていることを知られずに解決する方法を提案してもらうことができます。自分の信用だけではなく、大切な家族を闇金から守るためにも専門の弁護士や司法書士の存在はなくてはならないものです。