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闇金に電話が繋がらない時はどうすれば良い?
近年増えている090金融などの闇金は、携帯電話のみで顧客とやり取りをしています。貸し付けや返済は銀行振り込みを利用しているのですが、使用されている銀行口座も他人名義のものです。
闇金を利用している中で、教えてもらった番号が繋がらない、闇金が電話に出ないことがあります。これまで繋がっていた番号が繋がらない、闇金が電話に出ないなら、このまま返済をしなくていいのでは?と思う債務者もいるのではないでしょうか。ですが安易に考えるのは危険で、闇金に電話が繋がらない時はどう対処すればいいかお教えします。
闇金はいくつも携帯電話を使用している
闇金はトバシと言われる他人名義携帯電話を使って顧客と連絡を取っていますが、これらの携帯電話の番号は使い捨て状態です。闇金を利用している中で毎回違う番号から電話がかかってくるというのも日常茶飯事ですし、身元がばれないように闇金は携帯電話番号を使い捨てしています。闇金の携帯電話の番号はとても短いサイクルで使い捨てされています。
電話が繋がらない理由とは?
闇金電話番号が繋がらない理由として考えられるのは4つです。
ただ単純に使用する携帯電話を変えた
他人名義の携帯電話を売る業者からトバシの携帯電話の番号を買い取ったり、債務者に利息の代わりや担保として携帯電話を契約させてそれを使用する、プリペイド携帯を使うなどの方法があります。闇金はいくらでも携帯電話の番号を調達することができ、変えることができます。
警察や弁護士が介入した
他人名義の携帯電話を使用するのは携帯電話会社への詐欺行為として逮捕の対象になります。また闇金が使用している番号だとわかれば警察や弁護士などの要請で携帯電話会社はすぐにその番号の利用を停止します。警察や弁護士が介入したことで番号が使えなくなっている可能性があります。
利息を増やすために電話に出ない
返済期日に闇金が電話に出ない理由として多いのが利息を増やすためという理由です。闇金に返済をする際には返済期日の前日や当日に返済額を振り込むための銀行口座を教えてもらうために債務者は電話をかけます。電話が繋がらなければ返済をすることができません。電話に出ない闇金が悪いのですが、わざと電話に出ないことで返済期日を守れなかったとイチャモンをつけ、利息や延滞金を上乗せして支払うように要求してきます。
完済ブロックをしている
闇金はみすみす債務者を手放すようなことはしません。苦しくても返済をしている債務者は闇金にとっていいカモです。元金さえあれば利息を取り続けることができるため、完済ブロックと言われる手口で完済を拒んできます。闇金への返済は、返済をする当日もしくは前日に指定された番号に電話をかけてから振込先などを教えてもらうことがほとんどですが、完済ブロックをする場合はこの電話に出ません。電話に出なかったには闇金なのにも関わらず電話をして来なかったとイチャモンをつけ、ペナルティとして今回は利息のみしか受け取らないと言ってきます。こんなことが毎回続くことで元金の返済はいつまで経っても終わらず法外な利息を払い続けることになります。
完済ブロックの手口としてはこの他にも嘘の電話番号や銀行口座を教えるなど、債務者の落ち度にするために返済期日通りに返済ができないようにしてきます。
遅かれ早かれ闇金から連絡は入る
闇金の携帯電話が繋がらない場合、なんとなくこのままフェードアウトしてもいいのでは?と思ってしまいます。ですがそんなに簡単に闇金は債務者を手放しません。電話が繋がらないのは、多くの場合返済期日の前後数日のみで一時的なものです。また違う番号で闇金から連絡が入り返済の日々は続きます。
連絡が取れなくなっても問題はない
闇金が勝手に番号を変えたり、電話に出ない状態が続いても債務者は焦る必要はありません。闇金への返済は元金、利息など一切返済する必要はなく、これは法的にも認められています。闇金は違法な貸金業者であり、法律に違反している闇金を法律が守ることはありません。
ただし、返済期日がすぎると闇金からコンタクトがあり、返済をしないままでいると取り立てや嫌がらせが始まります。
闇金被害は専門の弁護士に相談する
闇金への返済ができなくなると、すぐに取り立てが始まり債務者本人だけではなく家族や勤務先などにも取り立てや嫌がらせが及びます。電話が繋がらなかったからと言って無視や放置をしてしまうと、闇金被害は拡大する一方です。
闇金問題は闇金に強い弁護士に依頼することで最短即日で取り立てや嫌がらせをストップし、闇金問題を根本的に解決することができます。闇金に強い弁護士の多くは全国に対応しており、電話やメールで無料相談を受け付けています。闇金問題を解決している実績が豊富にあることで迅速に対応してもらうことができ、闇金から解放されて平穏な日々を送ることができるようになります。